今回の十勝旅行は、私が最近意識している「時間見積り」の効果をとても感じる2日間でした。
時間見積りは「何にどれくらいの時間がかかるのか?」をひとつひとつ予測し、予測した時間と実際にかかった時間を比較しながら見積りの精度を上げていくものです。
フリーランスは自分の仕事の単価を自分で決めることが多いですが、時間見積りができていないと単価を算出できません。
例えば1回50,000円のお仕事の場合、1時間で終われば時給50,000円ですが、10時間かかれば時給は5,000円です。
また準備が必要だったり、移動時間が発生する場合はその時間も仕事の時間として見積りする必要があります。
よくよく計算してみると、「実は時給100円」というようなことも!
「見積り」というとお金のことばかりに目が向きやすいですが、お金以上に時間についてもしっかり考える必要があるのです。
こう書いてみると当たり前のことばかりなのですが、フリーランスになりたての頃は、時間的なゆとりもあったことから、時間見積りなどという概念すら意識しておらず、何となくざっくりしていました。
そのため「あとでやれば大丈夫」とのんびりしすぎて焦ったり、逆に「これは時間かかるな」と他の仕事をセーブしたにもかかわらず、実際はサクサク進んで手持ち無沙汰になったり。
時間を有効活用している状態からは遠く離れたところにいました。
こんな状態になってからようやく「スケジュール管理をサボっている」ということに気が付いた私(汗)
Googleカレンダーに「何時から何時まで何をやる」ということを予定だけではなくタスクも含めて登録し、時間割ようなものをつくるところから始めました。
まずは、仕事に限らずプライベートや家事の予定もすべて同じ時間割に組み込み、1日の時間割、1週間の時間割、1ヵ月の時間割と先々見通しながら考えて考えていくところから。
そして、その時間割に沿って過ごすことで、やれることが増え、スキマ時間も有効活用でき、充実度もアップしていきました。
もちろん時間割通りにいかないこともありますが、学生時代の時間割と違い、自分の裁量で決めることができる時間割なので、都度微調整できるもの特徴のひとつ。
行動の目安となる時間割は、私にとっての羅針盤になっていきました。
またちょっとだけ勉強している星の動きや気の流れなども考慮しながら時間割に組み入れていってることもあり、トラブルに遭遇する機会が減り、逆にチャンスに恵まれることが増えています。
こんな感じで生活の中に時間割を組み入れているので、今回の十勝旅行でも行程表を作ってみることにしました。
一緒に旅行した友達から「行程さん」というしおり作成サービスを教えてもらい、旅行気分を高めながら行程を登録したのですが、それがまたとても楽しかったですよ。