フリーランスの私が十勝旅行で感じた時間割の効果

今年の夏、密かに迷ったことがあります。

それは「夏休みを何日取るのか?」「夏休みってそもそも取るのか?」ということです。

「えっ?そんなこと?!」と思われた方も多いと思いますが、私は結構迷いました。

フリーランスは自分の意志で時間管理をしやすい働き方なので、あえて「夏休み」と決めなくても休みたければいつでも休める環境です。

なので夏休みを特別意識していなかったのですが、知り合いのフリーランスの方が「今日から夏休みです。」とTwitterでツイートしたりしているのを見るうちに、急に夏休みが気になりはじめまして(笑)

単純な私は夏休みを取ろうと決め、8月末に1泊2日の十勝旅行に行ってきました。

その時の様子は、noteにまとめていますので、よかったらご覧いただけると嬉しいです。

大自然の中をセグウェイで駆け抜けたり、気球に乗ったり、本格的なチーズフォンデュを食べたりとても楽しい旅でした。

見積りをするならお金以上に時間が大事

十勝旅行では、私が最近意識している「時間見積り」の効果をとても感じました。

時間見積りは「何にどれくらいの時間がかかるのか?」をひとつひとつ予測し、予測した時間と実際にかかった時間を比較しながら見積りの精度を上げていくものです。

フリーランスは自分の仕事の単価を自分で決めることが多いですが、時間見積りができていないと単価は算出できません。

例えば1回50,000円のお仕事の場合、1時間で終われば時給50,000円ですが、10時間かかれば時給は5,000円です。

また準備が必要だったり、移動時間が発生する場合はその時間も仕事の時間として見積りする必要があります。

よくよく計算してみると、「実は時給100円!」というようなこともあり得るわけです。

見積りというとお金のことばかりに目が向きやすいですが、お金以上に時間についてもしっかり考える必要があります。

こう書いてみると当たり前のことばかりなのですが、フリーランスになりたての頃は、時間的なゆとりもあったことから、時間見積りなどという概念すら意識しておらず、何となくざっくり考えていたように思います。

そのため「あとでやれば大丈夫」とのんびりしすぎて焦ったり、逆に「これは時間かかるな」と他の仕事をセーブしたにもかかわらず、実際はサクサク進んで手持ち無沙汰になったりと、時間の有効活用ができていませんでした。

そこではじめて「私、スケジュール管理をサボっている」ということに気付きまして(汗)

Googleカレンダーに「何時から何時まで何をやる」ということを予定だけではなくタスクも含めて登録し、時間割ようなものを作ってみることにしました。

仕事に限らずプライベートや家事の予定もすべて同じ時間割に組み込み、1日の時間割、1週間の時間割、1ヵ月の時間割と先々見通しながら作り、その時間割に沿って過ごすことで、やれることが増え、スキマ時間も有効活用でき、充実度もアップ!

学生時代の時間割と違い、自分の裁量で決めることができる時間割は、私にとっての羅針盤になっていきました。

星の動きや気の流れなども考慮しながら時間割に組み入れていってるからか、トラブルに遭遇する機会も減り、チャンスに恵まれることが増えています。

こんな感じで生活の中に時間割を組み入れていることもあり、今回の十勝旅行でも行程表を作ってみることにしました。

一緒に旅行した友達から「行程さん」というしおり作成サービスを教えてもらい、旅行気分を高めながら行程を登録できて、とても楽しかったです。

行程さん」で楽しく旅行の予定を立てながらも時間見積りは意識しました。

例えば、十勝旅行なので予定していた十勝川温泉街や帯広市内だけではなく、大樹町や池田町も行ってみたいなとチラッと思ったりもしたのですが、調べてびっくり。

軽い気持ちで「両方行けるかな」なんて思っていたら、帯広駅から片道1時間以上かかることが分かり、断念しました。

ただ1時間くらいなら近い方で、北海道は広大なので想像以上に移動時間がかかることが多いです。

ガイドブックで同じエリアの情報として紹介されている場所でも、実際は片道2時間以上かかるということも珍しくありません。

気まぐれに「ちょっとここも行ってみよう!」と急に当日言い出しても行けないことも多いのが北海道旅行あるあるです。

事前に移動時間も含めた所要時間をしっかりと割り出しておく、つまり時間見積りをしっかりしておけば当日慌てることもないですし、当日になっていけないから「なんだ、行けないのか」とガッカリすることもなくなります。

ノープランの旅行というテーマであれば行程表は不要ですが、盛りだくさんやりたいこと、行きたいところがある旅行では、時間見積りを意識して行程表をつくることをオススメしたいです。

そして余裕があれば代替案も考えておくと、急なトラブルや天候の変化にも前向きに対応することができます。

今回はセグウェイや気球、サイクリングなどの野外アクティビティ中心の予定だったので、特に代替案は意識しました。

幸いすべて当初の行程表通り(+αで)楽しむことができましたが、もし雨天だった場合も代替案のチーズ作りやソーセージ作りを楽しめていたと思います。

これも時間見積りができていると、パズルのように簡単にスケジュールを組み替えていくことができます。

基本的に十勝で過ごした2日間は事前に立てた行程通りに行動しました。

もちろん全部が全部その通りというわけではなく、臨機応変に追加・変更しながらでしたが、事前に「何をするにはどれくらい時間がかかる」という時間見積りができていたので、全体的にスムーズでした。

特にはじめと終わりの時間をハッキリしておいたことがよかったです。

例えば2日目の朝の過ごし方。

10時のチェックアウトの時間までにやりたいことをピックアップし、逆算して時間を組み込んでいきました。

その結果がこんな感じです。

気球の受付は、6時からと決まっている。

気球に乗る前に朝風呂に入りたい。

朝風呂はサブンと入るくらいだから、30分あればいいか。

という具合に逆算していき、ゆとりも持たせつつ時間を決めていきました。

で、実際はというと…。

1日目は消灯時間の23時をしっかり守って布団に入り、予定通り5時に起きて朝風呂に行き、6時に気球体験の受付を済ませ、7時30分には朝食を食べていました。

消灯時間の23時になった途端、「そろそろ寝ないと」という気持ちになったのは自分でも面白かったです。

普段は24時をまわってからの方が仕事の気分が乗ってくることが多く、あえて消灯時間は決めていないのですが、決めていないからいつまでもエンドレスに起きてしまっているのだと実感した瞬間でした。

やはり終わりの時間を決めたほうが、ダラダラせずに過ごせるのだと思います。

こんな感じで行程表通り順調に予定を楽しんでいましたが、サイクリングの時間を調整で多めに取っていたこともあり、出かける前に足湯でのんびりする時間を取ることができました。

屋外にある足湯は足を延ばせるソファベットのようなものやおしゃれなテラスもあり、朝から優雅な気持ちで贅沢なくつろぎタイムを満喫。

はじめと終わりの時間がハッキリさせておくことで、時間のゆとりがあればその中でできることもすぐに決められますし、時間が足りないようであれば何をカットするかという判断もできます。

ここが曖昧だとどうしようと迷っているうちに時間がなくなったり、知らない間にタイムオーバーになりやすいです。

旅行のようなお楽しみなことでも時間見積りをしっかりしておくと、焦ることなく楽しむことに集中できると実感できました。

自由だからこそ自分なりの時間割を

時間割とか行程表とか言っている私ですが、元々はどちらも束縛されるようで嫌いでした。

例え自分が決めたことでも、スケジュールなんてすぐ変わるし、その日の気分でやりたいことも変わるから意味がないし、それこそ時間の無駄と思っていました。

正直今もその気持ちは少なからず持っています。

ただ大切なのは時間割通り過ごすことではなく、時間割をつくる上で行う時間見積りだということがよくわかってきたので、積極的に時間割を生活に取り入れています。

旅行中も予定よりもスムーズに行程が進んだ時に「何時間のゆとりがあるから、ここなら行けそう」とすぐに予定に組み込むことができたのも、事前に時間見積りをしていたからでした。

例えば、たまたま通りかかった帯広の森。

行程表には立ち寄る予定はありませんでしたが、興味のある場所ではあったので事前に調べてはいました。

「入口部分だけなら行けそう」ということで、最高の天気にも恵まれ森林浴を楽しめて大満足です。(エゾリスも見ることができました。)

自由だからこそ自分なりの時間割をつくっておくこと。

時間割をつくる時、何にどれくらいの時間がかかるのか時間見積りを意識すること。

この2点は、特に時間的に自由が多いフリーランスの方は意識した方が、主体的に時間をコントロールできるようになると思います。

私自身としては今後時間割を作る時に「時間の余白をつくること」を意識していきたいです。

十勝の自然の中でゆったり流れる時間を過ごした時、心が癒され、次の行動への活力になったのが大きな収穫だったので、そんな時間をできる限り持ちたいと思っています。

また、外で取り組むアクティビティも気分転換になり、とてもリフレッシュできたので、積極的に自然の中で身体を動かす時間も作っていきたいです。

どのような予定をどのような割合で組み込んでいくか。

これからも時間見積りの精度を高めつつ、自分が心地よく過ごせる時間割をつくっていきたいです。