五月病だけではないGW明けの心身不調

平成から令和へと新しい時代を迎えた2019年のゴールデンウィーク。

天皇即位に伴い5月1日が祝日となり、祝日法が適用されたことで暦の上では10連休になりました。

この10連休、どのように過ごされたでしょうか?

また、ゴールデンウィークが明けて、どのような心境でしょうか?

連休で十分リフレッシュし、やる気がみなぎっている方もいらっしゃれば、逆にやる気が低下して心身不調に苦しんでいる方もいらっしゃるかもしれません。

この時期の心身不調の中でも、よく心配されるのが「五月病」と言われています。

五月病は、4月からの新生活に適応できないことをきっかけに起こる心身不調の総称です。

ゴールデンウィーク明けに起きることが多いことから「五月病」と呼ばれ、人により様々な症状が出てきます。

  • 身体が重い
  • だるさが抜けない
  • やる気が出ない
  • 気力が出ない
  • 眠れない
  • 起き上がれない
  • 食欲がない
  • 頭やお腹が痛い
  • 肩こりや背中痛がひどい

などの症状が出てきて、学校や会社に行きたくなくなったり、行けなくなる傾向があります。

症状が悪化してくると、うつ病や適応障害、不眠症などの診断を受ける場合もあります。

新生活では、環境が慣れるまでに時間がかかりやすいですし、過度な緊張状態にあることが多いです。

不安を強く感じたり、結果を出そう、期待に応えようと頑張りすぎてしまうこともあり、知らず知らずのうちにストレスも溜め込む傾向も強いです。

ゴールデンウィークに入るとこの緊張がプツンと切れてしまったり、張りつめていたものが緩むことで、気付いていなかったストレスを実感し、一気に疲労感を感じることがあります。

これが五月病の初期症状と言われ、連休が終盤に差し掛かってくるにつれて「あと〇日でまたあの緊張の日々に戻るのか」と過度に憂鬱になってきたり、自覚できるレベルで心身不調が起きてきます。

「五月病だから大したことない。時期が来れば回復する。」と軽視していると、徐々に症状が悪化していきます。

これまでの人材ビジネスや企業人事の経験を振り返っても、ゴールデンウィーク明けに心身不調の相談が多く、無理を重ねた人ほど症状が悪化して欠勤が続いたり、退職するケースに繋がりやすいと実感しています。

「何かいつもと違うな?」「調子悪いかも?」と感じたら、無理は禁物です。

無理せず身体を休めたり、不安な気持ちを溜め込まず、信頼できる人に話を聴いてもらうことをオススメします。

話をすることで漠然とした不安が整理できたり、人に話せた安心感を感じることができるので、ストレス軽減に繋がります。

「身近な人に弱音を吐くのはちょっと…」と抵抗感がある方は、気軽に利用できるオンラインカウンセリングもありますので、検討してみてはいかがでしょうか?

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お守りのような感覚で「こういうサービスがあるんだな」ということだけでも覚えていてもらえたら、きっと心の支えになると思います。

連休中、働きづめだった方を襲う心身不調

ゴールデンウィーク明けの心身不調と言えば「五月病」と思われやすいですが、五月病以上に気を付けたほうが良いと感じているのが、連休中ずっと働きづめだった方の心身不調です。

サービス業の方や経理、総務など月末月初の締め業務を担当している方は、なかなかゴールデンウィークは休みづらいものです。

むしろ大型連休であればあるほど、仕事が忙しく過密になりやすいため、通常よりもストレスを感じやすい状況になります。

連休を楽しめるものなら楽しみたいのに、仕事があって休めないという気持ちもストレスとして蓄積されていきます。

このストレスが蓄積されていくと、五月病と同じような心身不調の症状が出てきます。

このような場合は、ゴールデンウィーク明けに連休を取れるようできる限り調整をしたり、普段よりも身体と心を意識的に休めるよう心掛けて過ごしてほしいと思います。

また、経営者や個人事業主の方は自分の裁量でオン・オフを決めることができるかもしれませんが、自分を追い詰めすぎるのは禁物です。

適度に心身を休める余白を持って仕事をしていくことが大切です。

働きづめの方に特に意識していただきたいのが、生活のリズムを整えていくことです。

生活のリズムを整えることで、身体のリズムも整ってきて疲れづらくなります。

サービス業のシフト勤務や、月末月初が忙しい仕事の場合、残業や休日出勤で生活のリズムが不規則で乱れやすいですが、できる限り日付が変わる前に就寝し、朝はできる限り同じ時間に起きれるようにするだけでも、身体のリズムが整ってきます。

連休でダラダラする不規則さよりも仕事で不規則になる場合は、緊張感とプレッシャーが重なりストレスがかかりやすいので、特に意識していくことをオススメします。

あとは適度な運動も効果があると言われていますが、疲れがたまってくるとなかなか運動するのは難しいです。

エレベーターではなく階段を使う、朝起きたら簡単なストレッチをする、一駅分歩くなど、できそうなところからトライしてみてはいかがでしょうか。

また、この時期は「何で自分ばっかり働いているんだろう。辞めたい。転職したい。」という相談が増える傾向もあります。

悶々とした気持ちを抱えたまま過ごすと知らず知らずのうちにストレスが蓄積していきます。

五月病のケースと重複しますが、悶々とした気持ちを誰かに聴いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。

この分野は私の専門でもありますので、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。